2026.01.21
なぜ今、皇室記念金貨が注目されているの?背景と価値を解説
― 歴史とともに価値を重ねる、日本の特別な金貨 ―
日本では、天皇陛下のご即位やご在位の節目、ご成婚といった皇室の慶事を記念して、純金(24金)で作られた記念金貨が発行されてきました。
これらの金貨は、単なる「お金」ではなく、その時代を象徴する記念品として、また資産価値を持つ金貨として、現在も高い注目を集めています。
今回は、代表的な皇室・慶事関連の純金記念金貨について、
- 発行された背景
- 当時の価値と金の重さ
- 現在どのくらい価値が上がっているのか
- なぜ価値が上昇しているのか
を、わかりやすく解説します。
Contents
天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨(1986年・昭和61年)
発行された背景
昭和天皇が即位されてから60年という、日本の歴史の中でも非常に大きな節目を祝して発行されました。
日本初の記念金貨でもあり、国民全体で祝意を表す象徴的な記念金貨として広く行き渡りました。
金貨の仕様
- 額面:10万円
- 重さ:約20g(直径30mm)
- 素材:純金(K24)
当時の価値
発行当時は、額面通り 10万円 で入手できました。
ですが、当時の金価格は1gあたり2,000円前後だったため、金としての価値は 4万円程度 でした。
現在の価値(2026.1)
現在は金価格が大きく上昇しており、
50万円前後で取引されるケースが多くなっています。
価値が上がった理由
- 発行から現在までの間に金価格が約10倍近くまで上昇している
- 日本初の純金記念金貨という歴史的価値
- 皇室関連という安定した人気
この金貨は「地金としての価値」と「記念金貨としての価値」の両方を持つ代表例です。
このように、記念金貨は金自体の価値だけでなく、発行の背景も知るとその価値をより深く知ることができます。
天皇陛下御即位記念 10万円金貨(1990年・平成2年)
発行された背景
平成天皇(上皇陛下)のご即位を記念して発行された金貨です。
皇位継承という、日本の伝統文化において極めて重要な出来事を形にした記念金貨であり、日本文化の象徴と高度な造幣技術の証でもあるとして、多くの人が資産価値を見出して購入していきました。
金貨の仕様
- 額面:10万円
- 重さ:約30g(33mm)
- 素材:純金(K24)
当時の価値
30gの純金が使われており、天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨が発行されてから金の価格は大きく変動していないため、発行当時の金としての価値は6万円前後でした。
しかし、記念品としての価値を含め、額面以上の意味を持つ金貨でした。
現在の価値(2026.1)
現在は
70万円〜80万円前後
で評価されることも多く、金の重さもあるため、皇室関連金貨の中でも特に高額です。
価値が上がった理由
- 金の重量が多く、金価格上昇の影響を強く受けている
- 発行枚数が比較的少なめ
- 「即位」というテーマの特別感
同じ10万円の金貨でも、金の重さで価値が大きく変わることがよくわかる金貨です。
皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨(1993年・平成5年)
発行された背景
皇太子の成婚を祝うために記念として作られ、国民的なお祝いムードの中、多くの方が記念として購入しました。
金貨の仕様
- 額面:5万円
- 重さ:約18g(27mm)
- 素材:純金(K24)
当時の価値
発行当時は額面の 5万円。
金としての価値は2〜3万円台でした。
現在の価値(2026.1)
現在は
40万円〜50万円前後
で取引されることが多くなっています。
価値が上がった理由
- 金価格の上昇
- 皇室の慶事という安定した人気
- コンパクトで保管しやすい点
比較的手に取りやすい価格帯のため、コレクターにも人気の金貨です。
皇室関連の金貨の価値はどう上がってきたのか?
金価格そのものが大きく上昇
1980年代と比べると、金の価格は数倍以上になっています。
純金記念金貨は「金そのものの価値」があるため、金価格の上昇=金貨の価値上昇につながります。
皇室というテーマの安心感
皇室に関する記念金貨は、日本にとっても特別なものであり、時代が変わっても評価が下がりにくい特徴があります。
「いつの時代でも一定の需要がある」という点は、大きな強みです。
状態の良いものが減っている
ケースなし・キズありの金貨が増える中で、
未使用・付属品完備 のものは、年々希少になっています。
皇室以外にもある、純金の記念金貨
皇室関連以外にも、日本ではさまざまな純金記念金貨が発行されています。
代表的なもの
- 長野オリンピック記念 1万円金貨
- 東京2020オリンピック記念 1万円金貨
- FIFAワールドカップ記念金貨
- 沖縄復帰記念 純金金貨
- 近代通貨制度150周年記念 純金金貨
など、日本での特別な行事やお祝い事を記念して発行されています。
これらもすべて、金価格の上昇とともに価値を高めています。
資産価値という点ではもちろん、コレクションとして集めてみるのも楽しいですよ。
まとめ:皇室記念金貨は「歴史を持つ資産」
皇室・慶事関連の純金記念金貨は、発行当時はお祝いの記念品として・現在では資産価値を持つ金貨として、多くの人に支持されています。
金そのものの価値や皇室というテーマ性、そして時代背景。
これらが重なり合うことで、皇室記念金貨は今後も安定した人気を保ち続けるでしょう。
「手元にある金貨が、実は歴史ある資産かもしれない」
そんな視点で見てみると、記念金貨はより魅力的に感じられるはずです。
現在金貨をお持ちの方で、買取を希望される際は、その金貨の価値をしっかりと理解することで高額査定にも繋がります。
古恵良質店でも金貨の買取を実施しておりますので、ご検討の方はぜひお気軽にご相談ください。
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